GEKIDAN OURAI

ヴェニスの商人
I hold the world
but as a world, Gratiano,
A stage, where every man must play
a part, And mine a sad one.
【あらすじ】
ヴェニスの商人アントーニオは、友人のバサーニオが愛するポーシャに結婚を申し込みに行くため、
日頃から嫌っている金貸しのシャイロックに借金をする。
しかしその借金は「返せない時は、自分の身体の肉1ポンドを差し出す」という契約だった。
バサーニオは箱選びの試験を切り抜けポーシャを手に入れるが、アントーニオは貿易に出した持ち船が難破して無一文になり、シャイロックに担保を取られようとしている。アントーニオの命がかかった裁判の場に法律家に扮して現れたポーシャは、見事に証文の瑕疵を見抜いて、夫の親友であるアントーニオを救い出す
高校生向け
上演時間90分
作/ウィリアム・シェイクスピア
ウィリアム・シェイクスピアはイングランドの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物でもある。
卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写により、もっとも優れた英文学の作家とも言われている。
また彼の残した膨大な著作は、初期近代英語の実態を知るうえでの貴重な言語学的資料ともなっている。
四大悲劇『ハムレット』『マクベス』『オセロ』『リア王』をはじめ、『ロミオとジュリエット』『ヴェニスの商人』『夏の夜の夢』『ジュリアス・シーザー』など多くの傑作を残した。(引用Wikipedia)

演出/神澤和明
これは悩ましい喜劇である。
ポーシャがいる幻想的なベルモントでは愛を争うおとぎ話が、アントーニオたちがいる現実世界のヴェニスは、金で命が危うくなる現実が同時に進行する。
二つの世界は、サスペンスあふれた法廷の場で衝突する。
おかしく楽しいだけではすまない、問題をはらんだ芝居だ。
19世紀以降、シャイロックを悲劇の主人公とする解釈が増えている。
だがやりすぎると、「喜劇」の枠を踏み越え、作品が崩れてしまう。
彼を、多数派が意識せずに行っている、少数派への「差別」の不条理を批判する役割をもつ、トリックスターの敵役として活躍させたい。
そして賢明であり、天真爛漫でもあるポーシャの魅力は、バサーニオだけでなく観客をも魅了するはずだ。明るく軽やかに、ちょっぴり苦みもある舞台をめざしている。
【見どころ】
ウィリアム・シェイクスピアの有名な喜劇『ヴェニスの商人』を、楽しくわかり易く上演します。(上演時間約90分)
ロマンチックなファンタジー、ドタバタの笑い、法廷のサスペンスが軽快に展開される。そして、少数派の人々を軽視している社会に対する批判も感じ取られる。おとなもこどもも楽しんで見たあとで、ちょっと話し合ってみたくなる、そんなお芝居です。
※上演料などは会場や規模によって異なります。お気軽にお問い合わせください。



















